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【材料】三機工業---2Qは営業利益・経常利益で増益、増収と利益率改善が奏功

三機工 <日足> 「株探」多機能チャートより

三機工業<1961>は10日、2018年3月期第2四半期(17年4~9月)連結決算を発表した。受注高が対前年同期比5.3%増の957.75億円、売上高が同3.1%増の725.06億円、営業利益が同753.5%増の4.89億円、経常利益が同158.2%増の9.52億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.95億円(前年同期は2.29億円の利益)だった。

受注高は、プラント設備の大型物件受注等により増加した。また、売上高は、前期からの繰越工事高の増加の影響等により、増収となった。利益面は、増収に加え、原価管理の徹底や作業効率の向上など利益率改善に努めた結果、営業利益及び経常利益は前年同期と比較して増益となった。一方、親会社株主に帰属する四半期純損益は、三機大和地区再開発計画(STeP計画)に係わる固定資産除却損を含む特別損失を計上した結果、前年同期を下回った。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.8%増の1,800億円、営業利益が同16.4%増の70億円、経常利益が同9.0%増の75億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.4%増の50億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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