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【材料】ヨコオ---2Qは販売が順調に伸長、通期業績の上方修正も発表

ヨコオ <日足> 「株探」多機能チャートより

ヨコオ<6800>は9日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比18.3%増の247.65億円、営業利益が同17.3%増の13.16億円、経常利益が同103.2%増の13.95億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同163.2%増の10.71億円となった。

車載通信機器に関しては、主力製品であるシャークフィンアンテナ/マイクロアンテナをはじめとする自動車メーカー向けアンテナの国内外販売の伸長などにより、売上高が前年同期を上回った。

回路検査用コネクタに関しては、主力製品であるBGAソケット等半導体後工程検査用治具の販売が、前年同期を大幅に上回った。また、高周波電子部品検査用MEMSプローブカードを戦略製品とする半導体前工程検査用治具の販売も前年同期を上回った。更に、無線通信機器においてはPOS端末メーカー向け販売の順調な推移により、売上高は前年同期を上回った。

なお、2018年3月期通期の業績予想については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比12.3%増(前回予想比3.1%増)の495.00億円、営業利益が同13.2%増(同変わらず)の28.50億円、経常利益が同3.5%増(同12.5%増)の27.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.4%減(同16.1%増)の18.00億円としている。
売上高については、第3四半期以降の受注見通しが前回予想時点より良好であることや、想定為替レートの修正などにより、上方修正を行った。
営業利益については、新興国通貨高の基調が継続していることなどから、前回予想値を据え置いている。
経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、想定為替レート修正に伴う為替差損見込み額の縮小などにより、上方修正に至った。

《MW》

 提供:フィスコ

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