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【材料】コマツが連日の年初来高値、中国「一帯一路」で10年ぶり上場来高値更新も視界に

コマツ <日足> 「株探」多機能チャートより
 コマツ<6301>が4日続伸で連日の年初来高値。4000円大台乗せを目前とすると同時に2007年10月につけた上場来高値4090円の更新も意識される局面に入ってきた。

 同社は建機の国内トップメーカーで中国向け売上高比率が高い点を特長としている。2期目となる習近平指導部の始動で、中長期にわたる「習1強」体制が構築される形となった中国においてビジネスチャンスの拡大が期待されている。とりわけ、中国の広帯域経済構想「一帯一路」に絡むインフラ投資の拡大が建機需要を改めて喚起するとの見方が強く、これを見込んだ海外投資家などの買いが株価を押し上げている。18年3月期営業利益は従来計画の1560億円から600億円も上乗せされ2160億円(前期比24%増)を見込んでいるが、来期も増益確保の可能性が高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2017年11月09日 11時28分

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