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【材料】エフ・ジェー・ネクスト--第2四半期決算発表--減収減益となるも予想は上回る、通期予想は据え置き

FJネクスト <日足> 「株探」多機能チャートより

エフ・ジェー・ネクスト<8935>は2日、2018年3月期2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.0%減の288.79億円、営業利益は同34.0%減の27.96億円、経常利益が同35,2%減の27.93億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同35.9%減の17.26億円となった。

不動産開発事業の売上高は前年同期比7.4%減の253.80億円、セグメント利益は同39.1%減の21.69億円となった。自社ブランド「ガーラマンションシリーズ」、「ガーラ・レジデンスシリーズ」を積極的に営業展開するとともに、中古マンション628戸を販売し、ワンルームマンション売上高210.57億円(955戸)、ファミリーマンション売上高11.27億円(28戸)、その他収入31.95億円となった。不動産管理事業は、管理物件の増加等により増収増益。建設事業は、前年同期にマンション卸販売を計上した反動減により、減収減益となった。なお、同社グループの主力事業である不動産開発事業におけるマンション販売は、顧客への物件引渡しをもって売上が計上されるため、物件の竣工や引渡しのタイミングにより四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向がある。

2018年3月期通期の連結業績予想は期初公表値を据え置いた。売上高は前期比4.2%増の640億円、営業利益は同25.1%減の60億円、経常利益は同26.0%減の60億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同28.8%減の39億円を見込む。

《TN》

 提供:フィスコ

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