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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 石原産、奥村組、CTS (1日大引け後 発表分)

石原産 <日足> 「株探」多機能チャートより

 1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 石原産 <4028>   ★上期最終を一転黒字に上方修正・3期ぶり最高益更新へ
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結最終損益を従来予想の2億円の赤字→24億円の黒字(前年同期は7.9億円の赤字)に上方修正。従来の赤字予想から一転して黒字に浮上を見込み、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。主力の酸化チタンが中国で環境規制強化により減産が相次いだことで需給が引き締まる中、販売が大きく伸びたことが寄与。円安による為替差損益の改善や無機化学事業でのコスト削減も黒字転換に貢献した。
 修正した上期予想が通期計画の24億円にすでに達しており、通期業績の上振れが期待される。

 奥村組 <1833>  ★上期経常を一転35%増益に上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の66億円→97.8億円に48.2%上方修正。従来の8.6%減益予想から一転して35.5%増益見通しとなった。土木事業、建設事業ともに工事採算が急改善したことで利益を大きく押し上げた。
 修正した上期予想が通期計画の114億円に対する進捗率が85.8%に達しており、通期業績の上振れが期待される。

 妙徳 <6265> [JQ] ★今期経常を19%上方修正、配当も2円増額
 ◆17年12月期の連結経常利益を従来予想の3.6億円→4.3億円に19.4%上方修正。増益率が28.9%増→53.9%増に拡大する見通しとなった。半導体製造装置業界や電子部品業界の旺盛な設備投資を背景に真空吸着搬送機器などの販売が好調で売上が計画を上回ることが寄与。原価低減も利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の8円→10円(前期は8円)に増額修正した。

 CTS <4345>  ★上期経常最高益予想を31%上乗せ、通期も増額・配当も2円増額
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5.1億円→6.7億円に30.7%上方修正。増益率が8.2%増→41.4%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。主力の建設ICT事業において積極的な新規顧客開拓などが奏功し受注が好調で、売上が計画を上回ったことが寄与。コスト抑制も利益を押し上げた。
  上期業績の上振れに伴い、通期の経常利益も従来予想の12.8億円→14.4億円に12.5%上方修正。増益率が13.3%増→27.4%増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。業績好調に伴い、今期配当を従来計画の7円→9円に増額修正した。


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