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【市況】明日の株式相場見通し=好業績銘柄物色継続で堅調、マイナス材料にも頑強さ発揮

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(1日)の東京株式市場は、佳境を迎えている4~9月期の決算内容を反映した好業績銘柄物色の流れが継続することから、日経平均株価は堅調な推移が予想される。

 市場関係者からは「30日の米株安や、外国為替市場での円高・ドル安進行の外部要因に加え、米国の携帯電話事業の統合交渉打ち切りが報じられたソフトバンクグループ<9984>や、国内化粧品事業の伸び悩みが懸念された花王<4452>の株価が大幅安になるなどきょうの東京株式市場はマイナス材料が重なった。ところが、それにも関わらず一時、前日比171円安まで売り込まれた日経平均株価は、ジリジリと下落幅を縮小する頑強さをみせて、足もとの地合いの“打たれ強さ“を実証するかたちとなった」との見方が出ていた。

 31日の東京株式市場は売り先行で始まった後、下値を拾う動きや海外投資家からとみられる買い戻しが入り、日経平均株価は戻り足をとなった。結局、わずかに前日比プラス圏には届かなかったものの、前日終値とほぼ同水準で引けた。日経平均株価終値は、前日比6銭安の2万2011円61銭とわずかに反落した。

 日程面では、特別国会召集、10月の新車販売台数に注目。海外では、米10月のADP全米雇用リポート、米10月のISM製造業景況指数、米10月の新車販売台数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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