【市況】明日の株式相場見通し=業績堅調見通し背景に続伸、円安持続で輸出関連を物色
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうの東証1部の売買代金は、2兆634億円の薄商いとなったものの、機械、電機、精密機械といった輸出関連の主力銘柄に買いが集まった。民進党のリベラル系の議員が新党“立憲民主党”を立ち上げたのに加え、希望の党は候補者調整の難航で2日を目指していた一次公認を延期するなど、野党の脆弱さが露呈してきたことで、総選挙の有権者の投票行動が与党有利傾くのでは」との見方が出ていた。
週明け2日の東京株式市場は、名実ともに下期相場入りとなるなか、前週末の米株高や円安含みで推移する為替動向を横目に買い優勢の展開となった。日経平均株価終値は、前週末比44円50銭高の2万400円78銭と反発した。
日程面では、9月のマネタリーベース、9月日銀短観「企業の物価見通し」、9月の消費動向調査、「CEATECジャパン2017」(6日まで)に注目。海外では、9月の米新車販売、ノーベル物理学賞が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)