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【市況】日経平均は続伸でスタート、円安推移継続で底堅い動き/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20413.61 (+66.13)
TOPIX  : 1672.61 (+3.87)

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は続伸でスタートした。21日の米国市場では、前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の追加利上げの見通しが据え置かれ、利上げ観測の拡大を嫌気して売りが先行した。週間新規失業保険申請件数や8月景気先行指数は良好な内容となったが、利上げへの警戒感が強まり、相場への影響は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円高の20265円となり、為替相場は1ドル112円40銭台と円安推移は継続。これらを受けて、本日の日経平均は買い先行となった。海外勢による資金流入への思惑等もあって、底堅い動きをみせている。

 セクターでは、ガラス土石、その他金融業、ゴム製品、その他製品などが上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、東京エレクトロン<8035>、コマツ<6301>、石川製作所<6208>、三井不<8801>、SUMCO<3436>、デンソー<6902>が堅調。一方で、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>、キーエンス<6861>、JFE<5411>、日本郵政<6178>、アルプス電気<6770>、新日鐵住金<5401>はさえない。

(アナリスト 雲宮祥士)
《DM》

 提供:フィスコ

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