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【市況】日経平均は小幅続落でスタート、週末の経済シンポジウムを控えこう着/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 19373.11 (-20.02)
TOPIX  : 1594.34 (-0.85)

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は小幅続落でスタートした。前日の米国市場では、トランプ政権の先行き不透明感が高まっているほか、米韓の合同軍事演習が開始されたことで北朝鮮情勢を巡る地政学リスクが懸念され、寄付き後から下落した。その後は、週末に開催される金融・経済シンポジウムの講演内容を見極めたいとの思惑から買い戻しも広がり、小動きとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の19320円となり、為替相場は1ドル109円10銭前後で推移している。これらを受けて、本日の日経平均は売り先行となった。週末に開催される金融・経済シンポジウムの講演内容を見極めたいとの思惑から、積極的な商いは手控えられており、寄付直後はこう着感の強い展開となっている。

 セクターでは、海運業、水産・農林業、鉱業、陸運業、金属製品などが下落。売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、第一生命HD<8750>、ファーストリテ<9983>などが下落。一方で、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ペッパー<3053>、キーエンス<6861>、ソニー<6758>、住友鉱<5713>、THK<6481>は上昇している。

(アナリスト 雲宮祥士)
《HT》

 提供:フィスコ

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