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【材料】ディア・ライフ---3Q売上高は25.3%増、不動産・人材関連・セルフストレージ関連ともに好調に推移

ディアライフ <日足> 「株探」多機能チャートより

ディア・ライフ<3245>は10日、2017年9月期第3四半期(16年10月-17年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比25.3%増の71.08億円、営業利益が同9.4%増の8.62億円、経常利益が同9.3%増の8.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.7%増の5.29億円だった。

リアルエステート事業では、9棟の都市型マンションが完成し、不動産販売会社や個人資産家等へ売却を推進。また都心部に立地する賃貸マンションを事業法人に販売するなど、収益不動産の売却も好調に推移した。一方、今後の収益源の確保も積極的に進め、都市型マンション開発用地や収益不動産を取得した結果、売上高は57.80億円(前年同期比18.2%増)と二桁増収となった。

セールスプロモーション事業では、大手を中心とした不動産会社からの営業サポート・事務系職種の人材派遣案件の受注が伸長して大型案件の受注が増加しており、売上高は2.51億円(同68.5%増)と伸長した。

子会社のパルマ<3461>が展開するアウトソーシングサービス事業では、ビジネスソリューションサービス(セルフストレージ事業会社向け滞納保証付きアウトソーシングサービス)を始めとした各種サービスの受託が堅調に推移したこと等により売上高は10.76億円(同69.9%増)と増収となった。

2017年9月期通期の業績目標については、経常利益が前期比16.2%増の18億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.0%増の11億円とする期初数値を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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