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【材料】任天堂は売買代金トップで上値指向、持たざるリスクで機関投資家資金も買い増し

任天堂 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が続伸。全般閑散商いの相場にあっても相変わらずの人気を博し、前場の売買代金はトヨタ自動車<7203>を大きく引き離してトップとなっている。「ニンテンドースイッチ」の売れ行き好調で品不足状態が続くなか、増産に対する期待が根強くつれて業績上方修正への思惑も高まっている。同社のスイッチ向けに部品を供給する部品メーカーなどの収益も潤っており、物色人気は横へも波及している。PER100倍超で割高感を指摘する声もあるが、市場では「これだけ時価総額が大きくなると目先の指標云々では語れない。ファンドを運用する側としてはパフォーマンスで他に負けないように組み入れるよりないところで、持たざるリスクの典型」(準大手証券ストラテジスト)という。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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