【市況】11時00分時点の日経平均は3日続伸、東芝やＯＬＣが売られる

11時00分現在の日経平均株価は20224.55円（前日比71.20円高）で推移している。26日の米国市場では、さえない経済指標を受けて長期金利が低下したものの、通信や公益関連などのディフェンシブ銘柄が買われ、NYダウは14ドル高となった。原油価格の下げ止まりや株価上昇を受けて円相場も1ドル＝111円台後半に下落し、本日の日経平均は75円高からスタートした。朝方に一時20250.10円（同96.75円高）まで上昇したが、上値では利益確定の動きもあり、プラス圏でのもみ合いが続いている。

個別では、三菱ＵＦＪ<8306>、ＪＴ<2914>、キヤノン<7751>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがしっかり。ＳＵＭＣＯ<3436>や富士通<6702>、グリー<3632>は3％前後の上昇となっている。一部証券会社の目標株価引き上げが観測されたトクヤマ<4043>は商いを伴って急伸。また、ｅｎｉｓｈ<3667>やＦスターズ<3687>がストップ高水準まで上昇している。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクＧ<9984>、東エレク<8035>などがさえない。東芝<6502>やＯＬＣ<4661>は3％前後の下落。ＯＬＣは自己株式の取得終了を発表している。また、土木管理試験所<6171>、大光<3160>、ジンズメイト<7448>などが東証1部下落率上位となっている。

（株式アナリスト 小林大純）

《HK》

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