【市況】11時00分時点の日経平均は3日ぶり反落、任天堂やソフトバンクＧは堅調

11時00分現在の日経平均株価は19769.30円（前日比43.83円安）で推移している。25日の米国市場では主要小売企業の決算が好感されたほか、引き続き急激な金融引き締めに対する警戒感の後退が追い風となり、NYダウは70ドル高となった。一方、円相場は1ドル＝111円台後半でのもみ合いとなっており、石油輸出国機構（OPEC）総会の結果を受けて原油価格が下落したこともあり、本日の日経平均は14円安からスタートした。手掛かり材料に乏しいことから、寄り付き後も小動きが続いている。

個別では、東エレク<8035>、Vテク<7717>、コマツ<6301>、ＳＵＭＣＯ<3436>などが軟調で、三菱ＵＦＪ<8306>やトヨタ自<7203>も小安い。ＪＲ九州<9142>は2％超の下落。業種別では鉱業の下げが目立ち、国際帝石<1605>などが軟調。また、日本アＧ<3751>、ＫＯＡ<6999>、キューブシステ<2335>などが東証1部下落率上位となっている。一方、任天堂<7974>が売買代金トップで3％高となっているほか、ソフトバンクＧ<9984>も堅調。東芝<6502>、ＪＴ<2914>、ソニー<6758>は小高い。エムアップ<3661>は連日の大幅高。また、サイバリンクス<3683>やソルクシーズ<4284>がストップ高まで買われている。

（株式アナリスト 小林大純）

《HK》

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