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【材料】ケネディクス---1Qは事業が好調、通期で増収増益予想

ケネディクス <日足> 「株探」多機能チャートより

ケネディクス<4321>は12日、2017年12月期第1四半期(2017年1月~2017年3月)連結決算を発表した。営業収益が前年同期比5.4%増の59.14億円、営業利益が同21.2%増の26.38億円、経常利益が同18.3%増の25.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同10.4%増の27.85億円となった。

大型マルチテナント型物流施設開発の着工やREITブリッジ物件の取得、さらにはホテルや太陽光発電所への新規開発投資を積極的に進めた。3月には、横浜みなとみらい地区に所在する三菱重工横浜ビル及びその隣接地を同社グループで組み入れる方針を決定している。これらの物件のアセットマネジメント業務を受託すること等により着実に受託資産を拡充し、今後の成長に資する活動に注力した。

また、他社との連携も進め、2月には物流施設分野に強みを持つ(株)シーアールイーとの間で資本業務提携契約を締結し、同社を持分法適用関連会社とした。海外においては、シンガポール現地法人のKenedix Asia Pte. Ltd.がマレーシアREITの投資口及びその資産運用会社の株式を取得し、アジア地域における投資事業機会を拡大する体制を整えた。

2017年12月期通期の業績予想は、営業収益が前期比5.5%増の240億円、営業利益が同14.4%増の109億円、経常利益が同0.6%増の107億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の105億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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