【材料】日立が異彩の大幅高、選択と集中で18年3月期最終3割増益を評価へ
日立 <日足> 「株探」多機能チャートより
売上収益は小幅に減少する見通しながら、社会・産業システムや情報・通信システム部門など、事業の選択と集中に伴うリストラ効果が利益に反映される見通しにある。営業、最終利益ともに市場コンセンサスを上回ったことから、これが素直に評価された形だ。米国の堅調な消費動向に加え、中国では経済政策効果による安定的な経済成長が予想され、同社の収益には追い風環境となる。想定為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=115円。実勢は対ドル、対ユーロともに円安で推移していることもポジティブに作用している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)