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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ネクシィーズ、日医工、ホトニクス (8日大引け後 発表分)

ネクシィーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ネクシィーズ <4346>   ★今期経常最高益予想を10%上乗せ
 ◆17年9月期上期(16年10月-17年3月)の連結経常利益は前年同期比67.3%増の12.5億円に拡大して着地。LED照明を中心とする設備導入サービスの受注が好調で、15.1%の大幅増収を達成したことが寄与。投資有価証券売却益1.9億円が発生したことも大幅増益に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の20億円→22億円に10.0%上方修正。増益率が16.5%増→28.1%増に拡大し、従来の12期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 大成温調 <1904> [JQ]  ★前期経常を一転30%増益に上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→24.1億円に41.8%上方修正。従来の8.7%減益予想から一転して29.5%増益見通しとなった。主力の空調・給排水などの設備工事が想定より進み、売上が計画を上回ったことが寄与。原価低減の進展に加え、ハワイ子会社の業績好調も利益を押し上げた。

 ベネ・ワン <2412> [東証2]  ★今期経常は21%増で7期連続最高益、9円増配へ
 ◆17年3月期の連結経常利益は前の期比32.8%増の57.2億円に拡大して着地。続く18年3月期も前期比21.4%増の69.5億円に伸び、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期も働き方改革の進展を追い風に、主力の福利厚生代行サービスの受注が伸びるほか、健診・指導を手掛けるヘルスケア事業の拡大なども寄与し、18.7%の大幅増収を見込む。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を43円→48円(前の期は33.5円)に増額し、今期も前期比9円増の57円に増配する方針とした。

 日医工 <4541>   ★前期経常を47%上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の57億円→84億円に47.4%上方修正。減益率が53.6%減→31.6%減に縮小する見通しとなった。国内後発医薬品市場の伸び鈍化を受けて売上は計画を下回ったものの、販管費の抑制に加え、想定以上の円安進行による為替差損の減少が利益を押し上げた。

 ホトニクス <6965>   ★今期経常を一転12%増益に上方修正
 ◆17年9月期上期(16年10月-17年3月)の連結経常利益は前年同期比7.1%増の119億円と、従来の減益予想から一転増益で着地。半導体製造装置向け画像センサーや歯科用フラットパネルセンサーなどの販売が伸びた光半導体事業が収益を牽引した。
  業績好調や想定以上の円安進行を踏まえ、通期の同利益を従来予想の196億円→225億円に14.8%上方修正。従来の2.2%減益予想から一転して12.2%増益見通しとなった。前提為替レートは1ドル100円→110円に変更した。

 日エスコン <8892>   ★1-3月期(1Q)経常は78%増益・上期計画を超過
 ◆17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比77.9%増の21.9億円に拡大して着地。首都圏や関西圏のマンション販売が進んだほか、収益不動産3件を売却したことが寄与。上期計画の17.5億円を既に25.7%も上回っており、業績上振れが期待される。

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