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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 アイエスビー、EPS、JUKI (2日大引け後 発表分)

アイエスビー <日足> 「株探」多機能チャートより

 2日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 アイエスビー <9702>   ★1-3月期(1Q)経常は3.6倍増益・上期計画を超過
 ◆17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の3.4億円に急拡大して着地。1月に買収した防犯・防災システム機器の製造を手掛けるアートの業績上積みが収益を押し上げた。スマートデバイスや組込ソフト開発の受注が伸びたことも寄与した。上期計画の2.7億円を既に27.8%も上回っており、業績上振れが期待される。

 田辺工業 <1828> [東証2]  ★前期経常を一転15%増益に上方修正、配当も20円増額
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の14億円→18.2億円に30.0%上方修正。従来の11.7%減益予想から一転して14.8%増益見通しとなった。プラントの改修工事や定期修理工事などが順調に進捗するなか、施工効率の向上や原価管理の徹底で採算が改善したことが寄与。
  業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の20円→40円(前の期は20円)に大幅増額修正した。予想PERは8.1倍→6.1倍に低下し、割安感がさらに強まった。

 EPS <4282>   ★上期経常は一転21%増益で上振れ着地
 ◆17年9月期上期(16年10月-17年3月)の連結経常利益は前年同期比21.3%増の47.7億円に伸び、従来の18.7%減益予想から一転して増益で着地。治験施設支援や臨床試験受託の案件が順調に進んだことが寄与。綜合臨床HDの統合効果に加え、プロジェクト管理の徹底なども増益に貢献した。通期計画の65億円に対する進捗率は73.4%に達しており、通期業績の上振れが期待される。

 JUKI <6440>   ★非開示だった上期経常は4.6倍増益
 ◆17年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の22.4億円に急拡大して着地。アジアでアパレル向け工業用ミシンの販売が低迷し減収となったものの、採算を重視した選別受注やコスト削減に加え、円安による為替差損益の改善が利益を押し上げた。併せて、非開示だった上期の同利益は前年同期比4.6倍の28億円に拡大する見通しを示した。

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