市場ニュース

戻る
 

【市況】明日の株式相場見通し=5連休を前に見送り姿勢、海外市場懸念で持ち高縮小も

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(2日)の東京株式市場は、3日以降の5連休を控えて、持ち高を縮小しようとする利益確定の売りが先行する展開となりそうだ。市場参加者も限定的となり見送り姿勢の強い地合いが予想される。日本の大型連休後半に、取引が通常通り行われる為替相場も含めた海外市場の不透明さを懸念して、買い意欲は限定的となりそうだ。ただ、外国為替市場で、円安・ドル高が進行した場合には、買い優勢となる可能性もある。

 市場関係者からは「ここにきて日経平均株価が戻り歩調を強めているのは、北朝鮮を巡る地政学リスクがやや和らいできたことや、フランス大統領選前に高まりをみせていた欧州政治の反グローバリスム化の動きが沈静化するなかで、米、欧州、アジアなど世界経済の堅調さが改めて認識されはじめたことによる。日本市場が連休中の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米4月の雇用統計の結果次第では、週明けの日本株市場への追い風が加速する可能性もある」との見方が出ていた。

 1日の東京株式市場は、朝方はやや売り優勢で始まったものの、その後は売り物を吸収して上値指向となり、日経平均株価はプラス圏で推移し、ほぼ高値引けとなった。日経平均株価終値は、前週末比113円78銭高の1万9310円52銭と3日ぶり反発した。

 日程面では、日銀金融政策決定会合議事要旨(3月15~16日開催分)、黒田日銀総裁が講演、4月のマネタリーベースに注目。海外では、FOMC会合(2~3日)、TPP11カ国主席交渉官会合、独ロ首脳会談、米4月の新車販売、ユーロ圏3月の失業率が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均