市場ニュース

戻る
 

【経済】相場は過度に悲観的?プット・コールレシオが短期の底入れを示唆~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

朝鮮半島問題やフランス大統領選挙など、市場ではリスク回避の姿勢が強いですね。こうした状況の中、eワラントジャーナルのコラムで「短期的には相場は底入れ感がある」との記事を見つけましたのでご紹介します。

同コラムでは、相場格言を用いて『「人の行く裏に道あり花の山」と言うように、弱気の見方が増えている状況下では逆に買い向かったほうが良い結果となること』があるとしています。また、『群集心理のバロメーターとも言える「プット・コールレシオ」が日本株市場の短期的な底打ちの兆し』を見せているようです。

「プット・コールレシオ」について、同コラムでは『相場上昇で値上がりが期待できるコール型と相場下落で値上がりが期待できるプット型があります。相場に強気な見方が増えるとコール型の取引が活発になり、相場に弱気な見方が増えるとプット型の取引が活発になる傾向があります。「プット・コールレシオ」はコール型とプット型の売買代金に注目した指標で、プット型の取引が増えると「プット・コールレシオ」は上昇し、コール型の取引が増えると「プット・コールレシオ」は低下』すると説明しています。相場の底では、プット・コールレシオは急上昇し、鋭いピークを形成する傾向があります。つまり、プット・コールレシオは逆張り指標としても使えます。相場を見る際、こうした指標も参考になるかもしれませんね。ちなみに、同コラムでは「プット・コールレシオ」に基づく投資戦略についても言及されています。

なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の4月21日付のコラム「相場は過度に悲観的?プット・コールレシオが短期の底入れを示唆」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子

《SI》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均