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【材料】ヨシムラフード---連結営業利益は前期比50.4%増、2期連続で過去最高の経常利益を更新

ヨシムラHD <日足> 「株探」多機能チャートより

ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>は14日、2017年2月期連結決算を発表した。2017年2月期連結業績(2016年3月~2017年2月期累計)は、売上高が前期比26.6%増の162.41億円、営業利益が同50.4%増の4.93億円、経常利益が同61.7%増の5.30億円、 親会社株主に帰属する当期純利益は同23.3%減の3.53億円となった。売上高の伸びに対して、売上原価の伸びが下回ったことから売上総利益が拡大、販管費の伸びも売上総利益より低かったことにより、大きく営業増益となった。また、経常利益は2期連続で過去最高を更新。最終利益が減益となっているのは、前期において特別利益に収用補償金515百万円があったことなどの反動減。

セグメント別では、製造事業の売上高が同36.1%増の119.03億円、利益が同35.8%増の6.60億円。2017年2月期より新たにグループ入りした純和食品、榮川酒造、エスケーフーズがあったほか、楽陽食品における主力商品の拡販及び新分野の取り組みが増収に寄与した。利益面では、増収効果にとどまらず、生産性の向上を目的とした設備投資等により原価率の低減に成功、増益となっている。販売事業でも主要得意先への販売が好調に推移し、売上高が同6.2%増の43.38億円、利益は同22.7%増の2.08億円で着地した。

2018年2月期連結業績予想は、売上高190.88億円(前期比17.5%増)、営業利益5.76億円(同16.9%増)、経常利益は6.07億円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は4.12億円(同16.7%増)としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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