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【市況】5日線と75日線との狭いレンジ取引/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 29日のNY市場はまちまち。主要経済指標の発表がない中、昨日の上昇を受けた利益確定の動きから売りが先行。ハイテク株が選好されたほか、原油相場の上昇が好感されたものの、トランプ政権による政策実行への不透明感が上値を抑える展開となった。ダウ平均は42.18ドル安の20659.32、ナスダックは22.41ポイント高の5897.55。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の19165円。
 昨日同様、5日線と75日線との狭いレンジ取引が続きそうである。こう着ではあるが、前日に配当落ち分(約135円)を即日吸収しての続伸をみせたことから、心理的な明るさはある。ボリンジャーバンドでは-1σをやや上回っての推移となっており、中心値(25日)とのレンジに移行できるかを見極め。一目均衡表では雲を上回っての推移となり、転換線、基準線に上値を抑えられている。こちらも抵抗線突破の見極めになろう。19050-19250円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19250円-下限 19050円

《TM》

 提供:フィスコ

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