市場ニュース

戻る
 

【市況】NY株式:ダウは4ドル安、ヘルスケア法案の採決控え様子見

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

23日の米国株式相場は下落。ダウ平均は4.72ドル安の20656.58、ナスダックは3.95ポイント安の5817.69で取引を終了した。朝方は、今晩に実施される医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から小動きとなった。その後は、投票結果への楽観的な予想が広がり上昇する場面もあったが、引けにかけて下落した。セクター別では、耐久消費財・アパレルや不動産が上昇する一方で運輸や自動車・自動車部品が下落した。

決算発表後に大幅下落となったスポーツ用品のナイキ(NKE)は、買い戻しが入り、上昇。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、自動車大手のフォード(F)は1-3月期の利益見通しが予想を下振れ、軟調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は4-6週間以内にインドでiPhoneの現地生産を開始するとの報道や、アプリ制作会社を買収したことが明らかとなったものの、小動きとなった。

マーケット終了後に半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した12-2月期決算は、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均