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【市況】21日の米株式市場の概況、NYダウ平均株価は237ドル安と4日続落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比237.85ドル安の2万668.01ドルと4日続落した。この日のNYダウ平均株価の下落幅は、16年9月13日以来ほぼ半年ぶりの大きさで、昨年11月の米大統領選以降の株高基調が続いた“トランプ相場”では最大の下落幅となった。

 米長期金利の低下に伴って、収益拡大への期待感が後退した金融株に売りが集まった。また、オバマケア(医療保険制度改革)の見直し案をめぐり、与党の共和党内での足並みの乱れが表面化し、同法案に対する先行き不透明感が浮上した。これに伴い、トランプ政権の税制改革や、インフラ投資、規制緩和などの政策についても不透明感が強まったとの受けとめが広がって売りを誘発した。

 ナスダック総合株価指数は、前日比107.704ポイント安の5793.825と5日ぶりの大幅反落となった。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億450万株、ナスダック市場は21億6851万株となった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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