【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アイモバイル、神島化、イトクロ　(3月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月9日から10日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　イトクロ <6049>
　17年10月期第1四半期(16年11月-17年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比46.1％増の4億円に拡大し、通期計画の15.1億円に対する進捗率は27.0％に達し、さらに前年同期の20.3％も上回った。

★No.2　アゼアス <3161>
　17年4月期第3四半期累計(16年5月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の1億3500万円に急拡大し、通期計画の1億2000万円に対する進捗率が112.5％とすでに上回り、さらに5年平均の69.6％も超えた。

★No.3　アイモバイル <6535>
　17年7月期第2四半期累計(16年8月-17年1月)の連結経常利益は前年同期比9.3％増の14億円に伸び、通期計画の22億円に対する進捗率は63.8％に達し、さらに前年同期の60.4％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 +12.64 　　3/10　　　1Q　　　 46.07
<3161> アゼアス 　　　東２　　 +8.69 　　3/10　　　3Q　　　213.95
<6535> アイモバイル 　東Ｍ　　 +5.75 　　3/10　　上期　　　　9.33
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 +3.02 　　3/10　　　1Q　　　　黒転
<2424> ブラス 　　　　東Ｍ　　 +2.94 　　3/10　　上期　　　 39.01

<3070> アマガサ 　　　ＪＱ　　 +1.64 　　3/10　本決算　　　　黒転
<1383> ベルグアース 　ＪＱ　　 +1.09 　　3/10　　　1Q　　　　赤縮
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +0.24 　　3/10　　　3Q　　　 72.65
<9444> トーシン 　　　ＪＱ　　 +0.17 　　3/10　　　3Q　　　 -8.51

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース