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【市況】東京株式(寄り付き)=模様眺めムードのなかやや売り優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比35円安の1万9308円と続落。

 前日の欧米株市場は高安まちまちの展開となり、米国株市場ではNYダウが小幅ながら続落しており、東京市場でも積極的にリスクを取る動きは見込みにくい環境。為替は1ドル=114円近辺の推移と前日と比べ大きな動きはなく、輸出株には中立に働く。ただ、週末の米2月の雇用統計発表を控え、模様眺めムードが強い。期末を控え機関投資家のポジション調整の売りも上値を押さえる。寄り前に内閣府から発表された16年10~12月期のGDP改定値は速報値から上方修正され、これは全体相場にはポジティブ要因となる。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高く、値上がり上位に海運、精密機器、その他製品、鉄鋼など。値下がりで目立つのは非鉄、石油、医薬品など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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