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【市況】11時時点の日経平均は4日ぶり反落、任天堂やファーストリテが買われる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19525.62円(前日比39.18円安)で推移している。2日の米国市場では利益確定売りが優勢となり、NYダウは112ドル安と反落した。一方、円相場は週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことなどから一時1ドル=114円台半ばまで下落し、本日の日経平均は13円安と小幅に下落してスタートした。寄り付き後は円安一服とともにじりじりと下げ幅を広げているが、ここまでの上下の値幅は約73円とこう着感の強い展開となっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、東芝<6502>などがさえない。みずほ<8411>、三井住友<8316>も小安い。月次受注高がネガティブ視された大東建<1878>は3%安。また、SUMCO<3436>や長谷工<1808>、大林組<1802>が4%前後下げており、関電化<4047>やWSCOPE<6619>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、本日「Nintendo Switch」を発売した任天堂<7974>が3%超上昇しており、2月度の既存店売上高がポジティブ視されたファーストリテ<9983>は2%超の上昇で指数を支えている。売買代金上位ではソニー<6758>、三井金<5706>も堅調。また、ソフトブレーン<4779>、RSテクノ<3445>、東京ベース<3415>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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