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【市況】東京株式(寄り付き)=米株反落も円安環境で売り買い交錯

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比13円安の1万9551円と小反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが112ドル安と反落したものの、1日に300ドル超上昇した反動によるものと捉えられるほか、外国為替市場では1ドル=114円台前半と円安水準でもみ合っていることで、全般は追い風環境が続いている。米国ではFRBによる3月利上げの可能性が高まっており、日米金利差拡大の思惑からドルが対円で買われる流れとなっている。ただ、日経平均は前日に一時270円高超に買われながら大引けは伸び悩むなど、引き続き上値の重さが意識され、足もとは強弱感が対立している。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種前後が高く、値上がり上位に電力ガス、海運、精密機器、食料品、その他製品など。半面、値下がりで目立つのは鉱業、ゴム製品、建設など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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