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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月27日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、前週末の夜間取引で先物が下げたことで、本日の寄り付き値が2月20日の安値1万9115円前後から始まる公算です。

 上値を抑えられている期間が長くなったため、現在が勢いの強い上昇の流れへ入っているという見方はできなくなったが、まだ12月以降が上昇途中のもちあいである可能性を残しています。その場合、1万9115円での下値堅さを示す格好で、目先は再反発を開始するはずです。

 本日から明日にかけて、下値堅さがあらわれなければ、その後は1万8000円を目指す可能性が大きくなります。下値余地があるなら、本日は下げ幅が大きくなると考えられる日なので、まずは、寄り付き後、上下どちらへ向かうかに注目します。

情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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