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【市況】NY原油:3日続伸で54.06ドル、OPEC事務局長による減産進展発言を材料視


NY原油先物は3日続伸(NYMEX原油3月限終値:54.06↑0.66)。53.35ドルから54.68ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。石油輸出国機構(OPEC)のバルキンド事務局長は、「減産合意の実施について加盟国は高水準だった1月以上の順守を目指す」「5年間の業界平均に近づけるため、引き続き在庫取り崩し水準に注目している」と講演で述べた。この発言を材料に原油は買い優勢となり、ほぼ1ヶ月半ぶりの高値を付けている。

チャートでは、25日移動平均線(52.9ドル水準)レベルでもみ合っていたが、やや上放れた格好。欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、需給面を材料に高値更新を意識した展開へ。

《WA》

 提供:フィスコ

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