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【通貨】外為サマリー:1ドル112円後半で一進一退、貿易収支には反応限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円86銭前後と前週末午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高で推移している。

 ドル円相場は112円80銭前後での一進一退。米国はきょうがプレジデンツデーで休場となることもあり、様子見姿勢が強まっている。112円台後半の円高水準にあるが、市場には、米国の減税策などへの期待が依然強く、下値には買いが流入している。この日、財務省が発表した1月の貿易統計(速報)は、貿易収支が1兆869億円の赤字と予想(6259億円前後の赤字)に比べ赤字幅は大きかったが、市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0619ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=119円85銭前後と同1円00銭前後のユーロ安・円高で推移している。フランス大統領選を巡る不透明感の高まりから、ユーロは軟調に推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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