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【市況】11時時点の日経平均は続落、東芝が下げ幅を急拡大

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19243.16円(前日比104.37円安)で推移している。16日の米国市場でNYダウは小幅に続伸したが、連日の最高値更新で上値の重い展開だった。一方、為替市場では米債券利回り低下を受けて1ドル=113円台前半まで円高が進み、本日の日経平均はこうした流れを受けて118円安からスタートした。寄り付き後は一時19173.53円(前日比174.00円安)まで下落する場面があったが、為替の円高一服とともに軟調もみ合いが続いている。

個別では、東芝<6502>が10%前後の下落と下げ幅を急速に広げている。その他、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、三井住友<8316>などが軟調。三井不<8801>は3%安。このところ下げの目立つファーストリテ<9983>は本日も2%超下落している。また、カルソカンセ<7248>が株式公開買付け(TOBに)に関する特別配当の権利落ちで急落し、東証1部下落率トップとなっている。一方、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」の大幅アップデートで任天堂<7974>が堅調なほか、信越化<4063>、ブリヂス<5108>、オリックス<8591>もしっかり。Vテク<7717>は3%超の上昇。また、決算が好感されたトレンド<4704>が10%高と急伸し、ネクステージ<3186>やAGS<3648>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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