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【市況】11時時点の日経平均は3日続伸、決算発表のファナックやオリックスはさえない

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19457.27円(前日比54.88円高)で推移している。26日の米国市場でNYダウは32ドル高となり、連日で最高値を更新した。また、為替市場でドルが強い動きを見せ、1ドル=115円近辺まで円安が進んだことも支援材料となり、本日の日経平均は51円高でスタートした。ただ、日経平均は直近2営業日で計614円上昇しており、寄り付き後は利益確定の動きもあって19400円台でのもみ合いが続いている。決算発表が本格化してきており、個別物色は比較的活発となっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といったメガバンクが続伸しており、第一生命HD<8750>、JT<2914>、キーエンス<6861>もしっかり。SMC<6273>は2%超、KDDI<9433>やブリヂス<5108>は3%超の上昇と上げ目立つ。また、エムスリー<2413>が前日発表した決算を受けて商いを伴って急伸しており、東洋機械<6210>やWSCOPE<6619>などとともに東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、信越化<4063>、野村<8604>などがさえない。前日決算発表した銘柄では、ファナック<6954>、オリックス<8591>、アドバンテス<6857>などが軟調で、サイバー<4751>や日立国際<6756>は東証1部下落率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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