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【市況】東京株式(寄り付き)=トランプ大統領就任、円高受け目先利益確定売り

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比199円安の1万8938円と反落。

 前週末の米国株市場ではNYダウが6日ぶり反発し、ナスダック指数も高かったものの日経平均は前週後半に3日続伸していたこともあって、足もとは利益確定の売りが先行している。注目されたトランプ米大統領の就任演説は事前の想定内で、具体的な経済政策への言及もなく新鮮味はなかったが、保護主義的な政策スタンスを強調した点では日本企業にとって向かい風となる可能性もある。為替が足もと1ドル=113円台後半の推移と円高方向に振れていることは気がかり。個別には今週後半から本格化する3月企業の第3四半期決算の発表が物色の方向性に影響を与えそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは石油、その他金融、保険、輸送用機器、電力ガスなど。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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