【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ロゼッタ、串カツ田中、フィルＣ　(1月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月12日から13日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ウエストＨＤ <1407>
　17年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常損益は2.8億円の赤字(前年同期は3.8億円の黒字)に転落した。

▲No.3　ありがとうＳ <3177>
　17年2月期の連結経常利益を従来予想の6億1400万円→4億円(前期は6億1100万円)に34.9％下方修正し、一転して34.5％減益見通しとなった。

▲No.6　協立情報通信 <3670>
　17年2月期の経常利益を従来予想の2億7300万円→1億6300万円(前期非連結は3億4500万円)に40.3％下方修正し、減益率が20.9％減→52.8％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4920> 日本色材 　　　ＪＱ 　 -18.90 　　1/13　　　3Q　　　303.70
<1407> ウエストＨＤ 　ＪＱ 　 -12.66 　　1/13　　　1Q　　　　赤転
<3177> ありがとうＳ 　ＪＱ　　 -6.93 　　1/13　　　3Q　　　-40.20
<3267> フィルＣ 　　　東Ｍ　　 -5.79 　　1/13　本決算　　　　9.65
<7719> 東京衡機 　　　東２　　 -4.17 　　1/13　　　3Q　　　　黒転

<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 -4.13 　　1/13　　　3Q　　　-46.43
<6182> ロゼッタ 　　　東Ｍ　　 -3.90 　　1/13　　　3Q　　　 -6.94
<1418> インタライフ 　ＪＱ　　 -3.87 　　1/13　　　3Q　　　-89.04
<2493> イーサポート 　ＪＱ　　 -3.87 　　1/13　本決算　　　-71.89
<3198> ＳＦＰ 　　　　東２　　 -3.49 　　1/13　　　3Q　　　　　－

<2471> エスプール 　　ＪＱ　　 -3.01 　　1/13　本決算　　　 15.12
<3647> ジー・スリー 　東２　　 -2.99 　　1/13　　　1Q　　　　黒転
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東２　　 -2.93 　　1/13　　上期　　　　赤転
<6150> タケダ機械 　　ＪＱ　　 -2.85 　　1/13　　上期　　　 -2.42
<3266> ファンクリＧ 　ＪＱ　　 -2.13 　　1/13　本決算　　　 18.00

<3915> テラスカイ 　　東Ｍ　　 -1.88 　　1/13　　　3Q　　　-34.97
<3547> 串カツ田中 　　東Ｍ　　 -1.74 　　1/13　本決算　　　 22.55
<3181> 買取王国 　　　ＪＱ　　 -1.67 　　1/13　　　3Q　　　　赤転
<4616> 川上塗 　　　　東２　　 -1.30 　　1/13　本決算　　　-13.78
<3045> カワサキ 　　　東２　　 -1.00 　　1/13　　　1Q　　　 12.35

<3760> ケイブ 　　　　ＪＱ　　 -0.82 　　1/13　　上期　　　　赤拡
<3030> ハブ 　　　　　ＪＱ　　 -0.68 　　1/13　　　3Q　　　 -7.73
<2769> ヴィレッジＶ 　ＪＱ　　 -0.42 　　1/13　　上期　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース