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【特集】シュッピン Research Memo(6):総合的に勘案し、安定かつ継続的な配当を実施

シュッピン <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

シュッピン<3179>は株主還元を重要な経営課題として位置付け、配当による還元を基本方針としている。しかしながら、公約配当性向などは設けておらず、業績見通し、事業展開のための内部留保の必要額などを総合的に勘案しながら、安定かつ継続的な配当を実施することに力点を置いている。

2017年3月期について同社は、7円配の配当予想を公表している。2016年3月期は普通配当7円と記念配当1円の計8円配だったため、表面上は1円の減配となる。2017年3月期は1株当たり利益が60.5円と予想されており、それに基づく配当性向は11.6%だ。同社は配当性向で配当額を決定するようなスキームは導入していないが、業績予想が順調に達成された場合には、それに見合った配当の上積みも期待できると弊社ではみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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