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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株師孔明:4月のフランス大統領選に向けて関連銘柄を考察

HIS <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年1月8日15時に執筆

【株師孔明の株ブログ】にて、株式投資ブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。

トランプ氏の就任式を目前にひかえているが、フランスにおいても2017年4月から大統領選が行われる。支持率が低下しているオランド大統領の続投は困難と見られ、再選を目指さないとの発表などにも注目が集まっている。今回のフランス大統領選とフランス大統領選によって動意づく可能性を持つ関連銘柄を紹介していこう。

■フランス大統領選投票、4月から開始

フランス大統領選は、23歳のフランス国民による候補者の中から選挙によって選ぶ。ただし、国会議員や地方議員などから500人以上の署名を集めることが候補の条件だ。
第1回目の投票過半数を獲得できた候補者がいない場合には、2週間後に上位の2人の候補者による決選投票が行われる。ちなみに、1965年から2012年までの間に、第1回目の投票で大統領が決定したことはないのがフランス大統領選挙の特徴のひとつと言えるだろう。日程は2017年4月23日(日)と5月7日(日)に行われる予定となっている。

■次期フランス大統領候補の本命はフランソワ・フィヨン氏

右派大統領前選挙で70%の支持を獲得して圧勝劇を演じたフランソワ・フィヨン氏が、次期フランス大統領候補で本命視されている。ここで、フィヨン氏の掲げる政策について、紹介しておきたい。フィヨン氏の政策は主に以下の通りだ。

・就労時間を、週35時間から39時間への引き上げ
・TVA(付加価値税)を20%から22%へ引き上げ
・公務員ポストの削減(50万人)
・代理母出産の非合法化
・同性愛者の特別養子縁組および人工授精を認可しない

現在、把握している範囲でこの辺りがフィヨン氏の政策である。日本株に影響を与える可能性を持つ政策の情報をいち早く頭に入れておく事は、株式投資において非常に重要な点である事は言うまでもない。


■フランス大統領選関連銘柄

<9603>エイチ・アイ・エス
格安航空券の草分け的存在として知られる。個人旅行に強みを持ち、海外旅行の取扱高は2位。長崎にあるハウステンボスも運営している。同社はパリに支店があり、フランスの国内旅行も充実したプランを持っている。大統領選によるフランスの政策により、旅行者数の増加によって恩恵が期待できるフランス大統領選関連銘柄だ。

<6914>オプテックス
防犯カメラやセンサーなど、防犯関連の製造販売を手掛けるオプテックスは、テロ関連情報で値動きに影響を与える銘柄だ。フランス・パリで起きた同時多発テロは記憶に新しいが、新政権誕生以降も継続してテロ犯罪への警戒は強めていく事が考えられる。そのため、フランス大統領選関連銘柄の中でも注目していきたい銘柄だ。

その他、注目しているフランス大統領選関連銘柄については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明」と検索し、ブログに目を通して頂ければ幸いである。

その他、最新のテーマ株や注目している個別銘柄などもブログにて多数紹介中。話題の人工知能(AI)関連銘柄、カジノ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、スパイバー関連銘柄、トランポノミクス関連銘柄、スーパーマリオラン関連銘柄、AbemaTV関連銘柄、電線地中化関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄など。

検索エンジンから「株師孔明」と検索して頂ければ当ブログが確認できる。稚拙な内容ではあるが、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

《MT》

 提供:フィスコ

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