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【市況】マザーズ指数は6日続落、SOSEIなどバイオ株が売られる、DDSはストップ高/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、日経平均が終値ベースの年初来高値を更新するなか、軟調ぶりが目立った。ソフトバンクG<9984>が連日の大幅高となるなど東証1部銘柄に資金が向かっているうえ、米国市場で医薬品・バイオ株が下落した流れを受けて、SOSEI<4565>などマザーズ時価総額上位のバイオ株が大きく売られた。なお、マザーズ指数は6日続落、売買代金は概算で880.20億円。騰落数は、値上がり72銘柄、値下がり142銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、SOSEIがマザーズ売買代金トップで7%下落した。足元で上値の重さが意識されていたことも下げ足を速める要因となった。その他バイオ株では窪田製薬HD<4596>やグリーンペプ<4594>の下げが目立った。また、モブキャス<3664>、イグニス<3689>、WASHハウス<6537>、サイバーダイン<7779>が小安い。メタップス<6172>は利益確定売りが広がりマザーズ下落率トップとなった。一方、ミクシィ<2121>が4%高となったほか、エルテス<3967>、チェンジ<3962>、エボラブルA<6191>などが上昇。DDS<3782>は同社オンライン認証ソリューションが日本ヒューレット・パッカードの提供するFIDO認証基盤構築サービスに採用されてストップ高となり、ソニー・インタラクティブエンタテインメント子会社と共同でゲームアプリを制作すると発表したドリコム<3793>も一時ストップ高まで買われた。
《HK》

 提供:フィスコ

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