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【材料】大阪チタ、東邦チタニウムが揃って急伸、トランプノミクス効果と航空機増産で見直し人気◇

大阪チタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が3日ぶり急反発、一時9.1%高に買われたほか、東邦チタニウム<5727>も7.5%高で4月下旬以来の800円台を回復してきた。

 中国経済の景気減速懸念が足もと後退しているほか、米国ではトランプ次期大統領が大規模なインフラ投資の拡大を掲げていることで建材原料である金属市況が上昇基調を強め、非鉄関連銘柄への物色人気につながっている。そのなか、スポンジチタンについては増産指向にある航空機業界向けに出荷が増勢で来期以降の業績回復に期待する動きがここにきての株価急上昇に反映されている。大阪チタは昨年6月に3800円近い高値をつけているほか、東邦チタニウムも1700円目前まで買われた経緯があり、両銘柄とも天井の高さが意識されている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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