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【材料】ZMP関連は総じて堅調なもの多い、ZMP顧客情報流出問題も影響限定的◇

アイサンテク <日足> 「株探」多機能チャートより
 アイサンテクノロジー<4667>、ディー・エヌ・エー<2432>が3日続伸となったほかモルフォ<3653>が急反発、クラリオン<6796>、パイオニア<6773>なども堅調な値動きをみせるなど、自動運転分野に展開する銘柄群に物色の矛先が向いている。自動運転技術を研究開発するZMP<7316>が12月19日にマザーズ市場に上場する予定にあり、その関連銘柄として根強い買いを誘導している。

 ZMPは17日、顧客の氏名、勤務先、メールアドレスなどの個人情報9124件が流出したことを発表、これが関連銘柄にはネガティブ材料となるのではないかとの思惑もあったが、市場では「自動運転のテーマ自体に影響を与える材料ではなく、ZMPと協業する企業にとっても具体的にマイナス材料とはなりにくい。きょうは足もとの(関連株の)値動きの強さを確認した短期資金が買い戻す動きをみせている」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する声があった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年11月21日 12時38分

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