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【材料】ティーガイア---2Q四半期純利益5.1%増、モバイル事業は増益を確保

ティーガイア <日足> 「株探」多機能チャートより

ティーガイア<3738>は8日、2017年3月期第2四半期(16年4-9月)決算を発表。売上高が前年同期比10.0%減の2,563.55億円、営業利益が同8.1%減の59.89億円、経常利益が同7.7%減の60.14億円、四半期純利益が同5.1%増の40.03億円だった。

セグメント別では、主力のモバイル事業の売上高は前年同期比8.8%減の2,137.40億円、営業利益は同0.6%増の44.65億円だった。事業環境の変化に伴う端末の実質販売価格上昇などにより、販売台数は減少した。その一方、光回線やタブレット、スマートフォン関連商材等の販売強化などにより、付加価値提案力アップと収益性向上を図った。ソリューション事業の売上高は同23.0%減の104.16億円、営業利益は同39.8%減の8.29億円だった。ビジネスモデルが転換期を迎えていることから従来型光回線サービスの獲得が減少し大幅減収となったが、将来の成長に向けての人員体制強化やシステム投資を推進した。決済サービス事業他の売上高は同13.1%減の321.98億円、営業利益は同0.3%減の6.94億円だった。電子マネー系商材からギフトカードへと商品構成の変化が続き売上高は減少したが、ギフトカードの販売は好調に推移し実質的な販売総額である取扱高は増加した。

上期業績はほぼ計画通り推移した模様で、17年3月期通期については、売上高が前期比0.7%減の6,160.00億円、営業利益が同4.3%減の150.00億円、経常利益が同4.3%減の149.50億円、当期純利益が同2.1%増の97.00億円とする期初計画を据え置いている。

《HK》

 提供:フィスコ

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