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【通貨】英ポンド週間見通し:英金利見通し変更で底堅い動きが続くか

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■大幅高、英金利先高観の台頭で買い強まる

先週のポンド・円は大幅高。米ドル高・円安が進行したことや、英国金利の先高観が台頭したことが要因。英中央銀行による利下げの可能性は大幅に低下し、将来的な金利上昇を想定したポンド買い・円売りも観測された。取引レンジ:126円72銭-134円92銭。

■英金利見通し変更で底堅い動きが続くか

今週のポンド・円は底堅い動きが続く見込み。トランプ次期政権の今後の枠組みが注目され、組閣人事や政策内容に期待が高まればドル買い・円売りにつながりそうだ。英中銀の利下げ方針撤回を背景とするポンド買いは継続すると見られており、ドル・円相場が下げ渋った場合、ポンドは対円でやや強い動きを見せることになりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・15日:10月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.4%、9月:+1.5%)
・15日:10月生産者物価産出コア指数(前年比予想:+1.6%、9月:+1.4%)
・16日:10月失業率(予想:2.3%、9月:2.3%)
・17日:10月小売売上高(前月比予想:+0.4%、9月:0.0%)

予想レンジ:133円00銭-136円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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