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【市況】10時時点の日経平均は前日比953.71円高、トランプによるトラップで「往復びんた」相場に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

10時時点の日経平均は前日比953.71円高の17205.25円で推移している。トランプ次期大統領に対する政策期待などが材料視されて米国株は大幅高に。米長期金利上昇を受けてドル買いも進み、日経平均は大幅反発となっている。17000円台を回復しており、前日の下落分を取り戻す「往って来い」の相場展開に。一部市場関係者は「昨日から今日までの急変動で、投資家の多くが往復びんたを食らった。トランプによるトラップだ」と指摘。売買一巡後は、傷を癒すが如く、静かな推移となっている。

TOPIXコア30銘柄は全て上昇している。とりわけ、三菱UFJ<8306>、野村<8604>など金融株の上げが目立っている。一方、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>の上昇は小幅に留まる。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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