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2016年11月04日21時00分

【市況】米国株見通し:トランプ・リスクでのポジション圧縮の流れ最終段階へ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2083.25(-0.25) (20:25現在)
ナスダック100先物 4671.75(-2.75) (20:25現在)

20:25時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。


 3日の米株式市場ではNYダウが6日続落となった。経済指標は強弱まちまちだったが、8日の大統領選を巡る不透明感から、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。ダウ平均は28.97ドル安の17930.67、ナスダックは47.16ポイント安の5058.41。


 まずは雇用統計の結果に注目が集まることになるが、ISM非製造業指数における雇用は53.1と、9月の57.2から低下していたこともあり、ADP雇用報告の結果をみても、予想を下回る可能性がありそうだ。そのため、雇用統計後の反応としては、年内利上げ観測が後退する展開は意識しておきたいところ。また、欧州市場は全般売りが先行しており、ユーロストック、英FTSEなどは1.0%を超える下落で推移している。日本市場の下落影響も重石になりそうである。


 もっとも、市場の関心は言うまでもなく、翌週に控えている米大統領選である。ちなみに、米WSJ調査による世論調査ではアリゾナ、テキサスの2州でトランプ氏がクリントン氏を1ケタ台の差でリード。またジョージア州では、トランプ氏が45%、クリントン氏が44%で大接戦となっているとも報じられている。NYダウはこれまで6営業日続落と、ようやくトランプ勝利に備えたポジション圧縮の動きをみせている。とはいえ、依然としてクリントン氏勝利を予想する向きが大勢との声も聞かれており、ポジション圧縮の流れが最終段階となりそうだ。日柄的には自律反発が意識されようが、警戒感の強い相場展開が続こう。

《KK》

 提供:フィスコ

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