【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アンジェス、デファクト、MRT (10月21日~27日発表分)
KIHD <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 KIHD <6747>
16年9月期の連結経常利益は前の期比2.1%増の50億円になったが、17年9月期は前期比2.1%減の49億円に減る見通しとなった。
▲No.3 FDK <6955>
17年3月期の連結経常損益を従来予想の10億円の黒字→2億円の赤字(前期は6.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.4 イントラマト <3850>
17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.7%減の1.2億円に減り、通期計画の4.5億円に対する進捗率は26.9%にとどまり、5年平均の33.2%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3545> デファクト 東M -7.56 10/26 本決算 36.51
<6747> KIHD 東2 -5.52 10/24 本決算 -2.10
<6955> FDK 東2 -5.21 10/26 上期 赤転
<3850> イントラマト 東M -4.85 10/26 上期 -9.70
<4556> カイノス JQ -4.33 10/24 上期 0.45
<6034> MRT 東M -4.29 10/25 上期 -13.33
<6337> テセック JQ -3.70 10/25 上期 黒転
<7919> 野崎紙 東2 -3.52 10/25 上期 -79.55
<6719> 富士通コン 東2 -3.01 10/26 上期 赤転
<6627> テラプローブ 東M -2.34 10/27 上期 -53.99
<6161> エスティック 東2 -2.21 10/27 上期 63.31
<8699> 沢田HD JQ -2.20 10/27 上期 -55.13
<2351> ASJ 東M -1.65 10/24 上期 赤拡
<6297> 鉱研工業 JQ -1.53 10/24 上期 -77.26
<4563> アンジェス 東M -1.19 10/24 3Q 赤拡
<4463> 日華化学 東2 -1.03 10/27 3Q -55.90
<4765> Mスター JQ -0.99 10/25 上期 7.74
<2714> プラマテルズ JQ -0.94 10/27 上期 -25.56
<6026> GMOテック 東M -0.76 10/27 3Q 赤転
<7299> フジオーゼ 東2 -0.54 10/27 上期 赤転
<7891> 日本ユピカ JQ -0.44 10/27 上期 7.05
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース