【材料】<動意株・25日>(前引け)=新明和工業、細田工務店、加賀電子
新明和 <日足> 「株探」多機能チャートより
細田工務店<1906>=大幅高。同社は24日取引終了後に、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想修正を発表。経常損益は従来計画の500万円の黒字を大きく上回り、1億4100万円の黒字(前年同期は1億3800万円の赤字)になったようだと発表した。売上高予想は101億3000万円から96億5800万円(前年同期比16.2%増)に減額したが、建設事業で売上総利益率が向上したことや、戸建分譲事業で新規物件についてエリアを絞って効率的に販売したこと、広告宣伝費などの経費を大幅に削減したことが利益を押し上げるという。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
加賀電子<8154>=大幅続伸。同社は24日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高は2300億円(前期比6.3%減)、営業利益は57億円(同26.8%減)で据え置いたが純利益を47億円から58億円(同6.7%増)へ上方修正、これを好感した。加えて第2四半期末配当と期末配当をそれぞれ従来予想の20円に5円の特別配当を加えた25円(第2四半期末の前年同期は20円、期末の前年同期は普通配当20円に特別配当の15円を加えた計35円)に引き上げ年間配当を50円とした。国内外におけるEMSビジネスや住宅向け関連商材の販売などが好調に推移、グループ再編による法人税等調整額の減少などが利益を押し上げている。
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出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)