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【市況】11時時点の日経平均は続伸、JR九州は節目の3000円割り込む

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は17342.57円(前日比108.15円高)で推移している。24日の米国市場では、TモバイルUSの決算やAT&Tによるタイムワーナーの買収などM&A(合併・買収)の動きが好感され、NYダウは77ドル高となった。円相場も1ドル=104円台と円安に振れており、日経平均はこうした流れを受けて64円高からスタートすると、一時17372.90円高(138.48円高)まで上昇する場面があった。足元ではやや上げ幅を縮め100円高水準で推移している。

個別では、任天堂<7974>やトヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が堅調。前日に上期決算と通期予想の修正を発表した日本電産<6594>は5%近く上昇している。三菱自<7211>や業績観測の報じられたマツダ<7261>は3%前後の上昇。また、日鋳鉄管<5612>、コア<2359>、日理化<4406>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、JT<2914>、ソニー<6758>、武田薬<4502>などが小安い。また、通期業績予想を下方修正したIHI<7013>や上期決算を発表したエムスリー<2413>はともに9%超下げており、東証1部下落率上位に並んでいる。本日、東証1部に新規上場したJR九州<9142>は公開価格2600円を19%上回る3100円で初値を付けたが、足元では節目の3000円を割り込んで推移している。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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