市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は21円高で後場スタート、中国経済の減速懸念が後退も米テレビ討論会を意識/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16985.03 (+21.42)
TOPIX  : 1356.93 (+0.36)

[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値から若干上げ幅を縮めて始まったが、その後は17000円に接近する格好。ランチタイムの225先物は16970-16990円とのレンジ内でのこう着であり、商いは薄い。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル103円80銭辺りで横ばい推移している。注目されていた中国7-9月GDPは前年同期比6.7%増となった。1-3月期から2期続けて横ばいだったが、市場予想と一致したことにより、中国経済の減速懸念が後退する格好。一方で、米大統領選の候補者による第3回テレビ討論会も予定されており、ドル円相場に影響を与える可能性もあるため、方向感を掴みづらくさせている。セクターでは水産農林、その他金融、小売、精密機器、情報通信、証券、繊維、建設が上昇。半面、鉱業、保険、輸送用機器、海運、ゴム製品、非鉄金属が冴えない。
《WA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均