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【通貨】NY為替:ドル・円は一時104円48銭、年内米利上げ織り込む

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円73銭から104円48銭まで上昇し104円20銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がタカ派寄りとなるとの見方でドル買いが優勢となった。しかしながら、議事録では利上げの根拠が強まったとしながらも、下方リスクの存続に触れており、利上げの緊急性が示唆されずドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1005ドルまで下落後、1.1056ドルに反発し1.1006ドルで引けた。欧米金利差拡大の思惑でユーロ売り・ドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、114円35銭から115円17銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2167ドルまで下落後、1.2259ドルへ反発。メイ首相がEU離脱交渉での議会の役割を明確にしなかったため、ハードBREXITへの警戒感を受けたポンド売りは継続した。ドル・スイスは、0.9910フランから0.9876フランまで反落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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