【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄　ネクステージ、トライＳＴＧ、ホクシン (30日大引け後 発表分)

　9月30日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　ネクステージ <3186> 　　★今期経常最高益予想を37％上乗せ
　◆16年11月期の連結経常利益を従来予想の15億円→20.5億円に36.7％上方修正。増益率が11.9％増→53.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。中古車販売店で販売台数と単価がともに伸び、売上が計画を上回ることが寄与。業務効率化による採算改善も上振れに貢献する。
　　予想PERが17.1倍→12.3倍に低下し、割安感が強まった。

　トライＳＴＧ <2178> [東証Ｍ]　　★上期経常は49％増益・通期計画を超過
　◆17年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比49.0％増の8.3億円に拡大して着地。主力のテレビ通販支援事業で顧客企業からの受注が伸びたうえ、メディア枠仕入れ量や販売価格の適正化で採算が改善したことが寄与。
　　通期計画の5.2億円を既に59.5％も上回っており、通期上振れが期待される。

　マイスター <4695> [東証２]　　★上期経常を一転31％増益に上方修正
　◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.9億円→4.1億円に41.4％上方修正。従来の7.6％減益予想から一転して30.6％増益見通しとなった。ファシリティ関連事業でビルやホテルの設備工事の受注が伸びたことが寄与。メカトロ事業における原価低減や経費節減なども利益を押し上げた。

　ホクシン <7897> 　　★今期経常を47％上方修正
　◆17年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.3億円→6.3億円に46.5％上方修正。増益率が28.4％増→88.1％増に拡大する見通しとなった。新設住宅着工戸数が増加する中、建材や床材向け製品の販売が想定より伸びる。燃料費の低減や円高による採算改善も利益を押し上げる。


株探ニュース