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【通貨】外為サマリー:一時1ドル102円台を回復、方向感に欠ける展開続く

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円90銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=114円42銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎに101円42銭まで下落した後は、買いが優勢となり、午後1時過ぎには102円04銭まで値を上げた。20年債の入札が堅調だったことも安心感を呼んだ様子だ。ただ、一段と上値を追うにはエネルギー不足で方向感に欠け、101円台でのレンジ相場が続いた。ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の前日の講演で、米国の早期利上げ観測が後退したが、依然不透明感は強く、全体相場は積極的な売買は手控えられている。市場では、15日発表の米8月小売売上高などが注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1228ドル前後と前日に比べ 0.0020ドル前後のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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